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プレスリリース「非貴金属分子触媒で水素の活性化に続く「酸素の活性化」に成功」


非貴金属分子触媒で水素の活性化に続く「酸素の活性化」に成功
−白金フリー燃料電池の開発に応用−
 

  九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I2CNER)/大学院工学研究院の小江誠司(おごうせいじ)主幹教授らの研究グループは、熊本大学の研究グループとの共同研究により、高原子価(4価)の鉄に酸素が結合した化合物の単離に成功しました。さらにその化合物が水素イオン(H+)および電子と反応して水を生成することを見出しました。本学は、これまで「水素の活性化(燃料電池のアノード反応に対応する)」技術により世界をリードしてきましたが、今回の「酸素の活性化(燃料電池のカソード反応に対応する)」技術と連結することにより、貴金属フリー分子燃料電池の開発が可能になりました。
 
 本研究成果は、ドイツ学術雑誌『Angewandte Chemie International Edition』オンライン版で10月28日(水)に公開されました。
 
 本研究は、文部科学省科学研究費補助金・特別推進研究「ヒドロゲナーゼと光合成の融合によるエネルギー変換サイクルの創成」の研究の一環として、九州大学の小江誠司主幹教授の研究グループが、九州大学大学院工学研究院、小分子エネルギーセンター(センター長 小江誠司)、カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I2CNER)(所長 ペトロス・ソフロニス)、及び福岡市産学連携交流センターで行ったものです。

 
released on 2015-10-29(1552)

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