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松本グループ


松本グループ 研究概要
 

カーボンニュートラル・窒素ニュートラル社会の実現に資する研究をしています。人類はこれまで石炭・石油・天然ガスのような「地下資源」の恩恵を受けて豊かな暮らしをしてきましたが、最近では、地球温暖化をはじめとする気候変動が私たちの生活圏内で如実に感じられるようになってきています。実際に、猛暑日の増加、海面温度上昇による台風の威力の増加、干ばつによる水資源不足、氷河・氷床の融解による海面上昇などは、農業、森林・林業、水産業に影響を及ぼすまでに問題が顕在化してきたことから、SDGs環境保全・カーボンニュートラル・持続可能社会への意識は、市民・自治体・企業・研究機関において顕著に高まってきています。このように気候変動問題は待ったなしの状況にあり、可及的速やかに対策をする必要があります。そこで、地下資源の代わりになるような「地上資源」としてバイオマスや廃棄物を使って、直ちに我々の社会・産業基盤を循環型構造に再構築する必要があります。しかし、地上資源は地下資源のように簡単に使うことができませんので、今一度、産業革命時のような新しい革新的技術の創出をしなければなりません。そこで、私たちは地球環境問題の解決に繋がる革新的環境調和型反応の開発を目指しています。また、私たちはそのような化学反応を開発するにあたり、グリーンケミストリー12原則を重視しています(グリーンケミストリー12原則:廃棄物は出してから処理ではなく可能な限り出さない・アトムエコノミー・危険性の低い化学合成・安全性の高い化学物質の設計・安全性の高い溶媒と補助剤の使用・エネルギー効率を考慮したプロセス設計・再生可能資源の利用・化学修飾の低減・触媒反応の利用・生分解性物質の推奨・リアルタイム分析による汚染防止・安全性の高い化学物質からの選択)。なぜなら、環境問題解決のための反応開発が環境負荷がかかっては元も子もないからです。グリーンケミストリー12原則に限りなく近い条件での反応開発を目指し、「遷移金属錯体」と「光エネルギー」を使って、下記の反応開発を行っています。

・再生可能資源と親和性の高いメタンの変換反応

水中で酸素と光と均一系ルテニウム錯体を用いて、高難度反応として知られるメタン酸化反応を達成しました。


・環境汚染物質の硝酸イオン(反応性窒素)の資源化反応
・木質バイオマスから基幹化合物への変換反応
・海洋バイオマスから基幹化合物への変換反応

Photo-Driven Organometallic Materials Transformations
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